"note"ラッパの吹き方 Ver.2.0
「ハイノート本」原稿公開
生徒さんの乗り越えにくい壁は、やはり「ハイノート」です。
僕のレッスンにいらっしゃる方もほとんどのみなさんが「高い音が出せないんです」とまず口にされます。
昔と違って今ではインターネットなどで情報はいくらでも入手できるようになり、部活動などでも外部講師として音大生やプロの奏者が伺うことが当たり前になってきました。
それなのにハイノートは未だ解決できない悩みナンバーワンのまま。
なぜ解決しないのか。
それはハイノートは「方法の積み重ね」によって出るからです。
高い音は「高い音を出す方法」を身につければ出せるわけではありません。
大切なことは意外にも基本的なところが多く含まれており、それらを順序よく、理解し、実践し、確実に積み上げていくことなんです。
もちろんレッスンではそういったアプローチで少しずつ積み重ねていけるような進め方をしています。
これをもっと多くの方に伝えたい。読んでくださった方が
今まで出せなかったハイノートが出せるようになった!
1stのパートを任せられるようになった!
ハイノートは苦労しないでも出せるんだ!
と、なってもらいたいと思い、それならばまず本にしよう、と思ったわけです。
("note"記事より)
「ハイノート本」は"note"にて公開しております。
現在の進捗状況とインデックス
ブログ「ラッパの吹き方」と「ハイノート本」は隔週火曜日に(交互に)更新致します。
"note"にて記事を更新しましたら、更新日とそのリンクをこちらに掲載致します。
トランペット ハイノート本 ~美しい High Bbで奏でるために~(仮)
「ハイノート本」出版への道【序】(公開までの解説記事マガジン)
第1章 —基礎編1—
1-1.実際に吹いてみよう(2017.10.31公開)
1-2.心理的分析、負の足し算(2017.11.14公開)
1-3.コラム 〜ハイノートの境界線〜(2017.11.28公開)
第2章 —基礎編2—
2-1.音の出る原理(2017.12.12公開)
2-2.アパチュア、アパチュアと舌の関係(2017.12.26公開)
2-3.呼吸の原理(2018.01.09公開)
2-4.音域変化の原理(2018.01.23公開)
2-5.基礎編2まとめ(2018.02.06公開)
2-6.コラム 〜ハイノートとマウスピース〜(2018.02.20公開)
第3章 —実践編1—
3-1.音のツボについて1(2018.03.06公開)
3-2.音のツボについて2(2018.03.20公開)
3-3.コラム 〜ハイノートと音のツボの関係〜(2018.04.03公開)
3-4.音域変化と発音変化について1(2018.04.17公開)
3-5.音域変化と発音変化について2(2018.05.01公開)
3-6.高音域を出すための舌のエクササイズ(2018.05.15公開)
3-7.コラム 〜顎について〜(2018.05.29公開)
3-8.喉を開く、ということ(2018.06.12公開)
第4章 —実践編2—
4-1.顎のエクササイズ(2018.06.26公開)
4-2.リップスラー1(2018.07.10公開)
4-3.ペダルノート1(2018.07.24公開)
4-4.リップスラー2(2018.08.07公開)
4-5.ペダルノート2(2018.08.21公開)
4-6.コラム 〜醤油パックで考える空気圧〜(2018.09.04公開)
4-7.譜例とその練習方法1(2018.09.18公開)
4-8.音域とタンギングの関係(2018.10.02公開)
4-9.譜例とその練習方法2(2018.10.16公開)
4-10.コラム 〜アパチュアの出口、アパチュアの入口〜(2018.10.30公開)
4-11.譜例とその練習方法3(2018.11.13公開)
4-12.譜例とその練習方法4(2018.11.27公開)
4-13.High Bbより上の音を出す(2018.12.11公開)
4-14.Q&A(2018.12.25公開)
※記事は追加、変更の可能性がございます。ご了承ください。
「ハイノート本」のあとは「技術本」!現在公開中!
「ハイノート本」を"note"で公開する理由
以下は"note"にて掲載した記事を一部修正し抜粋した文章です)
有料記事として公開します。
今後展開する「ハイノート本」の記事は、有料記事として公開致します。
“note”はそれぞれの記事ごとに値段を設定でき(無料公開も可能)、購入者のみが閲覧できるシステムです。
なぜ有料にするのか
ズバリ、「ハイノート本」出版資金です。
仮に、以前出版したウォームアップ本と同じルートで作成すれば、出版そのものに対する資金はほとんど必要ないのですが、原稿データの作成、イラストや画像を依頼したり手に入れるための資金はそれなりにかかりますし、当然ページや内容が増えれば増えるほどその額も上がります。ウォームアップ本は50ページ程度でしたが、今回はその比ではないと予想しています。
その資金にあてるために記事を有料化させていただく考えです。
有料公開にすることでできることやメリット
“note”で公開するハイノート本原稿が、「ラッパの吹き方」ブログと同じ形では有料にする意味も価値もありません。そこで、これまでのブログと異なる点やメリットなどをご紹介します。
1.コメント欄の活用
“note”には、記事ごとにコメント欄が用意されています(ページ最下段)。コメント欄への書き込みも閲覧もその記事を購入した人のみができる仕組みです。この部分を「記事購入者限定の質問・ご意見コーナー」にしたいと考えております。
例えば、
記事内容の確認(理解度を深める)
実践してみたけれどいまいち正しいのか不安
記事に書いてあることをもっと詳しく解説してほしい
記事の表現をもっとこうしたらわかりやすいのでは?
こんな内容、文章表現も加えてほしい
その他ご意見
ご質問内容が多岐にわたってしまうとキリがなくなるので、その記事に対する話題限定にはさせていただきますが、他にも、ご覧いただいている方との交流のスペースや僕へのメッセージとしてご利用いただいても構いません。
ラッパの吹き方ブログやFacebook、Twitterでもコメント機能はあるにはありますが、そういった活用を勧めてはいませんし、きちんとお返事できる保証もしておりません。しかし”note”では一定の条件のもと、返信率100%を保証します。
2.参加される皆様が編集者です
上記の内容の結果ではありますが、ひとつひとつの記事に対してのご意見やご提案、そして僕が気づかなかった表現や内容の追加など、結局これらは本を出版する上での大変貴重な情報になります。ご意見をくださればくださるほど、この先に予定している出版物としての「ハイノート本」の内容がより明確で密度の濃いものとなります。いわばこれはご購入くださる皆様も編集者である、と言えます。ハイノート本は僕だけでなく皆様と一緒に作り上げていきたい本なのです。
3.”note”版でしか手に入らない詳細な情報
将来的に出版予定のハイノート本は、読み物としてではなくあくまでも「教則本」としての位置付けにする予定です。したがって、要点を絞り、簡潔な表現に心がけ、ページの多すぎる本にならないようにしたいと考えております。
一方、”note”ではひとつひとつの記事内容に制限はありませんから、できるだけわかりやすいように様々な角度から書いていこうと思っております。気を抜くとダラダラと節操なく書いてしまいがちな僕の文章ですが、それは避けるよう努力します。
トランペットの、特に奏法面での悩みは、トランペット奏者の数だけ存在すると言っても過言ではありません。同じ内容で悩んでいても、その方がどこの何で解決できるかは本当に違うのだな、と多くの方へレッスンをしていて強く感じます。
多角的に情報を発信し、できる限り多くの方が参考になり、解決の糸口を見つけられるように書いてまいります。
4.隔週公開で確実に積み上げられる
記事の更新は隔週火曜日に行います。公開頻度としてはかなりスローペースに感じられるかもしれませんが、通常の読み物とは異なり、教則本としての位置付けですので、研究や実践をする時間が必ず必要になります。教則本や奏法に関する書籍の落とし穴に、「ざっと読んでわかった気になってしまう」ことがよくあります。
「ハイノート本」ではそういった情報ばかりが蓄積されて頭でっかちにならないよう、週末しか楽器が吹けない方でも無理なくひとつひとつの記事に対して考え、実践し、質問し、確認できるスパンを、と考えると隔週ペースが一番良いのではないかと思い、このスケジュールにする予定でおります。
5.全記事購入しても個人レッスン1回分程度の金額です
「ハイノート本」原稿は今のところ35記事で完結の予定です(記事数増減の可能性は非常に高いです)。
金額は、1記事につき200円、内容によっては100円の記事も設定する予定でして、総額にすると僕が音楽教室で行なっている通常の個人レッスン60分1回分とほぼ同額です。
1ヶ月におよそ300円〜400円、これが高いとお考えになるか安いとお考えになるかは、おひとりおひとりで違うとは思いますが、その金額に見合った内容とコメント欄の活用ができるように心がけます。
価値ある情報を提供してまいります
これまで「ラッパの吹き方」ブログでは、10年近くもの間無料で情報を公開してまいりましたので、僕の書く記事が有料になることに違和感を覚える方も多くいらっしゃるかと思います。また、商品を購入することとは異なり、形のないもの、特にインターネット内で金銭のやりとりが発生することに抵抗感をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
記事をご覧になるためにお支
払いいただくことは、投資のようなものとお考えください。
毎回の記事を価値あるものにする努力は惜しみません。
そして、結果的にお支払いいただける方が多ければそれだけ、出版にかけられる金額も上がり、クオリティの高い本になります。
どうかご理解いただきまして、ご協力をお願い申し上げます。